減量専門家が発信するダイエットマガジン 2008/3/5 【朝食抜き】
━ 日本肥満改善協会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 11,812部発行━
減量専門家が発信するダイエットマガジン 2008/3/5号 【NO.965】
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●本日のダイエットのお話
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[朝食抜き]
みなさん、こんばんは。
たいへんお久しぶりであります。
昨年10月に発刊させていただいてから、約5ヶ月ぶりとなりますが、
日頃、メルマガを楽しみにしてくださっているご購読者の皆さまには、
たいへんご心配をおかけいたしました。
心より深くお詫び申し上げます。
諸事情は小話で書かせていただきますが、“心機一転!メルマガ再開!”
とのワクワク♪気持ちで、元気よく進めていきたいと思います。
さて、『朝食を食べる若者、抜く若者よりも肥満度が低い(ワシントン
・ロイター)』との、米国の研究者が発表した記事を皆さんご存知です
か?Yahoo!ニュース(2008/3/3)でも見れますね。
実は、この記事を目にしたとき、私自身たいへんな衝撃を受けたんです。
それは、ダイエットや健康維持のために、朝食は抜いたほうがよい!
朝食を摂ったほうがよい!との見解が枝分かれし、学者、医師をはじめ
さまざま研究者が対立。実は決着がつかないまま約10年以上も平行線と
いう珍しい研究ネタだったんです。
いわゆる“どっちが正しい?朝食抜き派 VS 朝食を摂る派”(^^;)
ところで、藤田先生はどっち派かって?
私はもちろん“朝食を摂る派”です。過去からのメルマガをご覧になっ
ている方や、直接の減量指導を受けた方ほどご存知とは思いますが、
“健康的に痩せるためには、朝食をしっかり摂ることが大切。”と、
理論と臨床結果をもって伝え続けてきたんです。ただ、その間は朝食抜
き派を唱える学者、医師等からの、たび重なる批判・抗議でたいへんで
したね。(><)
でも、その甲斐あってこそ、このたびの記事を目にしたとき、「いまま
で皆さんへ正しい内容を伝えられていたんだ!」という嬉しさがこみ上
げ、思わず涙が溢れてまいりました。
(長引く裁判で、遂に無罪確定の判決が出たみたいな心境^^;)
一般的に朝食抜きが太りやすいと言われている原因として、
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1日に摂取する食事のエネルギーが同じ場合、食事回数が多いほど太り
にくく、回数が少ないほど太りやすい。これにより、次の食事までの間
隔時間や空腹時間が長くなると、次の食事で摂ったエネルギーが脂肪沈
着として取り込まれやすい。
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が挙げられますが、実は、基本理念・入門編だったりします。
そこで今回は、“なぜ、朝食抜きが太りやすいのか?”もうちょっと専
門的に突っ込んだお話を進めていきたいと思います。
はじめに、“朝食を抜いてしまう...。”方が少なくないと思いますが、
「時間さえあればしっかり摂りたい。」という方も結構いらっしゃるの
です。
“時間さえあれば...。”そうなんです。
残業をして帰宅したら、ほぼ深夜...。疲れや睡眠不足もあって、翌朝
に起きるのは結構きついですよね?どうせなら出勤時間ギリギリの電車
に間に合うように起きれば...。こんな気持ちも痛いほど理解できます。
駅ホームで電車を待っているとき自動販売機で(Suikaでピッ!^^)
缶コーヒー、ホットレモンティー、ホットミルクティーなどで一息つい
て、そのまま昼休みまで仕事で頭や体をフルに使う...。こういった方
も少なくないのでは?
でも、「朝食を抜いても、自ずと一日の摂取カロリーが減るから痩せる
のでは?」とか、「空腹の状態で動くほど、体脂肪がより燃えるのでは
?」と、頭ではどうしても考えてしまうと思います。
実は、“朝食抜きによって一日の摂取カロリーが減る。体脂肪がより燃
える。”までは、医学で実証されているとおり間違いないですね。
しかし、問題の分岐点はここから...。
私達が元気よく過ごせたり、活力を漲らせることができるのは、十分な
“血液中のブドウ糖の量(血糖値)”があってこそ。
でも、朝に摂るエネルギーが少なめほど、頭がフラフラしたり、空腹感
が強くなる。力が入りにくいなど、いろいろな経験もあるでしょう?
たいていは血糖値低下のシグナルだったりします。
血糖が足りなくなってくると、こんどは肝臓組織の予備エネルギー源で
ある“グリコーゲン”が使われますが、次第に空っぽになっていきます
。
そのため、不足しがちなエネルギー源をほかから引っ張ってこなければ
ならない...。そこで、グルカゴン作用や脳下垂体のACTH(副腎皮質刺
激ホルモン)分泌により、脂肪組織から“遊離脂肪酸”が血中に流れ出
て、ようやく体を維持できるだけの活動エネルギーを確保できるわけで
す。
でも、脂肪組織から遊離脂肪酸を血中に放出したのは、脳や体の機能を
維持するための緊急な処置であったことを忘れてはいけません。
実は、次の食事で体内にエネルギーが入ってくると、血中に放出した分
の脂肪を脂肪組織へ、きっちり戻そうとする働きが強まるのです。
こんな経験はありませんか?
朝食抜きで午前にトイレで排泄、体重も減り腹部がペッタンコ。ウエス
ト周りがいくらか細くなる。しかし、昼食、夕食を摂っていくたびにな
んだか体重が徐々に増えていく。翌朝、体重計にのってみると、差ほど
推移の変化を感じられないなど...。
どうしても朝食抜きで体脂肪がバンバン燃焼してくれる、輝かしいイメ
ージをもってしまいがちですが、実は、“単に体脂肪が減ったり増えた
りを繰り返していた”かもしれません。
それから、“自律神経から発せられる食の信号と熱生産”との深い関わ
りもあったりします。
まず、自律神経の主な働きとして、循環、消化、呼吸、代謝などを司っ
ておりますが、その中でも“消化”が一つのキーポイント。
お腹が空くと、よく胃がグ〜グ〜鳴ったりしますよね?
胃は常に収縮と弛緩を繰り返していますが、空腹状態のときに溜まって
いた空気が圧迫される音だったりします。(これは余談)
この空腹時に消化液を分泌させたりして“食の信号”を促します。
いわゆる体がエネルギーを求めている証ですが、実は、食の信号が発せ
られているときというのは、食物エネルギーの代謝がスムーズであると
同時に“熱生産(体が消費するエネルギー発散量)も高まる”んです。
(※空腹時には、いつでも熱生産が高まるという意味ではない。)
以前にもお話させていただきましたが、体が消費するエネルギーを大き
く分けると、
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・基礎代謝=50〜60%
・運動(活動代謝、生活活動強度とも言う)=25〜30%
・摂取熱(食物を消化吸収するために使われるエネルギー)=5〜10%
・条件熱(褐色脂肪細胞の生産熱)=5〜10%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
となりますが、自然な形で食の信号が発せられるときに、食事をするこ
とで、こんな嬉しいことが!
○脳や体の機能が活性化する。
○体そのものに活力が漲ることで、基礎代謝、摂取熱、条件熱の消費が
高まる。自ずと体脂肪が燃焼しやすい体内環境が築かれる。
いわゆる、食物エネルギーによって体が元気になるから、熱生産を上げ
られる。こんな感じになりますが、
実は、食の信号に沿って食事をしたとき、1日の中でもっとも熱生産が
高まるのは、“朝の時間帯、朝食”だったりします。
よく、「朝の果物は金、昼の果物は...。」なんて名言ですが、こうい
った意味もあったんですね。
それでは、逆に朝食を抜いてしまったケースでは...。
食物エネルギーが入ってこないために、一応は血糖、グリコーゲン、体
脂肪をエネルギー源として使われますが、やっぱり基礎代謝、摂取熱、
条件熱の熱生産は低め...。
体そのものの活力を高めてエネルギー発散できる、せっかくのチャンス
を逃しやすいですね。また、食の信号のタイミングがズレることで、自
律神経のバランスまで影響が及ぶことも少なくありません。
本日のお話は、
『朝食を食べる若者、抜く若者よりも肥満度が低い(ワシントン・ロイ
ター)』Yahoo!ニュース 生活習慣病 ヘッドライン
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/lifestyle_disease/?1204612968
の記事をテーマに、“なぜ、朝食抜きが太りやすいのか?”専門的に突
っ込んだ内容で進めさせていただきました。
ただ、個々によって体質や生活習慣がさまざまですので、すべての方に
該当する内容ではありません。
もし、「健康的なダイエットのために、朝食を摂ってみようかな。」と
思われたら、本日のお話を参考に、少しずつ頑張ってみてください♪
もっとも熱生産が高まるゴールドタイム“朝の時間帯、朝食摂取”をポ
イントに、ダイエット成功まで明るく元気よく歩んでいきましょう!
著者:日本肥満改善協会 理事 藤田秋夫
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■ 私の小話
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みなさん、あらためてこんばんは。
長い間ご無沙汰してしまい、たいへんご心配をおかけいたしました。
実は、長引く体調不良もそうですが、この業界特有のたび重なる圧
力により、しばらくの間、メルマガ配信を自粛させていただいた次
第であります。
ただ、私自身「もう一度、メルマガの筆を執りたい」と、胸中に湧
き立つもの与えてくれたのが、心配をしてご連絡をくださったご購
読者の皆さんでした。嬉しかったです。
はじめは「もう手が鈍ってしまって、果たして書けるのかな...。」
と心配でしたねぇー。でもなんとかなりました^^;)
これから、まだまだいろいろなことがあるかもしれませんが、メル
マガで皆さんと約束した“80歳まで書き続ける”は、決して忘れて
はいません。あと44年間!頑張りますよー!
それから、yaseru.comもドンドン進化させている段階で、本年を予
定に関東:東京圏でDietセミナー開催が決定しております。
皆さんとお会いできることを楽しみにしています♪
“心機一転!メルマガ再開!”これからもよろしくお願い申し上げ
ます。
藤田秋夫
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