無料メールマガジン発行サービスメルマガ天国はメールマガジンの発行、購読すべて無料です。簡単登録、簡単解除です。
無料メールマガジン発行サービスメルマガ天国
はじめましてメルマガ天国ですドリームランキング
新着メールマガジン発行部数ランキング
メールマガジンを発行したい読者登録ランキング
広告募集発行者ツール
発行者さまへお願い読者ツール
メルマガ天国ジャンプ

イギリス発よもやま話直行便 (ID:18742)
登録してください
登録メールアドレス
解除メールアドレス

イギリス人の夫とイギリスで暮らして12年。ぎゃははと笑える話、目から
ウロコの話、日本では聞けないゴシップ、ちょっとしんみりする話などなど
いろいろと取り揃えてございます。
発行周期マガジンタイプ総発行部数購読料
不定期テキスト 2422無料です
カテゴリ
ジャンルの指定 性別の指定 地域の指定 年代の指定
ぼくたち国際人 男女問わず 全国版 年齢問わず
 
発行部数の推移 過去10号分
発行回数発行日時発行部数発行部数の推移 ( 右端は50部 )
第49号 2006/01/31 07:51:0142
 
第50号 2006/02/04 08:34:1942
 
第51号 2006/02/25 23:26:4341
 
第52号 2006/03/25 08:52:2842
 
第53号 2006/07/09 04:51:0544
 
第54号 2006/08/13 08:17:1046
 
第55号 2006/10/21 09:00:5645
 
第56号 2007/04/27 08:26:2646
 
第57号 2007/10/31 09:00:5745
 
第58号 2008/04/30 09:00:0146
 
 
バックナンバー 最新号
第58号 2008/04/30 09:00:01 発行
 
[イギリス発よもやま話直行便 No.58 2008/04/30]
 
****************************************************************
  2008/04/30
  
                   ★イギリス発よもやま話直行便★
  
               フリート妙子

****************************************************************


こんにちは〜!
お元気ですか? おひさしぶりですぅ。

4月の始めに里帰りして、桜と温泉をたっぷり楽しんで来ました。
これまで、帰国はいつもお正月だったので、桜を見るのは16年ぶり。

すっかり忘れていたけれど、春霞は、桜をいっそう美しく見せる役目を
負ってるんだなあ、とあらためて日本の自然の美しさに感動しました。 

さて、今回の帰国の途で、ひえ〜っと驚いた、不思議な出来事が
あったのです。こーゆーこともあるんだね、ってことで、ちょっと聞いて
くださいな。



****************************************************************

                                       念じる


これまで、わたしは毎年、年末に里帰りしていたが、今年は4月、
桜の季節に帰ることにした。16年ぶりのお花見である。

飛行機のチケットはいつも、2ヶ月前に手配していたので、2月に
なってからやればいいやと、鷹揚にかまえていた。

すると、1月の半ばになって、やはり4月に帰国を予定していた
ロンドンの友人から、メールが届いた。

「4月のフライトの手配、わたしはもうやったよ」
と、旅行代理店の航空券の案内を送ってくれた。

まだ早いと思ったものの、彼女が手配したと聞くと、なんだか気持が
押されて、わたしもあわてて手配してしまった。

ロンドンから関西空港への直行便が欲しかったのだが、値段が高く、
泣く泣くKLMの乗継便のチケットを買った。アムステルダムで乗り
換えるのが面倒だけど、ま、しょうがない。

すると、2月になって、別の旅行代理店から、里帰り便の案内メール
が来た。それを見ると、キーッ、悔しい! 

関西へのJALの直行便が、わたしが購入したKLMの乗継便よりも
安い値段で出ているじゃないか。

あーあ、あわてて買うんじゃなかった。
でも、もう、キャンセルはできないし……。

金額の差は2万円ぐらいだが、それよりも、直行便を逃したことが
悔やまれた。

一日落ち込んで、ウジウジと過ごしたあげく、でも、もしかしたら、
「乗継便でよかった!」という出来事があるかもしれないぞ、と、無理
やり都合の良い解釈をこじつけ、その恨みはサッパリと忘れることにした。

そして、実際に、乗継便でよかったと思える一つの出来事があったのだ。
それは、わたしの意識に大きく刻印された体験となった。



                ・・・・・・★・・・・・・



桜の開花予報を楽しみに待つうちに、日本に帰るフライトの日がやって
来た。

ヒースロー空港に着いて、KLMのカウンターに行くと、そう、近頃は搭乗
手続きを、自分で機械でやるので、その機械がずらりと並んでいた。

航空会社を選択して、機械にパスポートを挿入するのだが、何度やって
も、わたしのパスポートを受け付けてくれない。

仕方なく、カウンターでチェックインすると、係員は最初のフライト、つまり、
ロンドンからアムステルダムのスキポール空港までのチケットしかくれず、
次の大阪行きの便は、スキポールであらためてチェックインしてくれという。

ううーむむむ、スキポールでチェックインかあ。
まずいなあ……。

わたしの心配は、座席のことだった。ロンドンからスキポールまでは、
1時間ぐらいだから、座席はどこであろうとかまわない。

ところがスキポールから大阪までは11時間近くかかる。この長時間を、
できる限りストレスを少なく過ごしたい。わたしにとって落ち着くのは、
通路側の席である。

機械でチェックインすれば、最初のフライトも、乗継ぎのフライトも、その場で、
自分の好きな座席を選ぶことができる。

ところが、わたしはそれができなかったので、スキポールでチェックインするまで、
座席は確保できないことになる。

スキポールでの、次のフライトまでの待ち時間は、約1時間。ということは、
その頃までに、ほとんどの乗客がチェックインを済ませているから、残った席を
あてがわれることになる。そして、それはおそらく真ん中の席だろう。

わたしは、少々、閉所恐怖症の気があるので、真ん中の席はどうしても
避けたいのだ。まずいな。どうしょう……。



                ・・・・・・★・・・・・・



そのとき、ふと、奇妙なアイデアがひらめいた。
――そうだ、念じてみよう。

このところ、偶然かもしれないが、自分が想像したことが現実化するという
現象が、いくつか起きていた。そのせいで、わたしは潜在意識というものに
興味を持ちはじめていた。

潜在意識の世界では、思考やイメージが実現化することは、常識である。
ならば、実験してみようじゃないか、この思いが実現するかどうか。
ここはひとつ、真剣に、念じてみよう。

わたしは空港の片隅の、人気のない静かな場所に行って、椅子に座った。
背筋を伸ばして両足を床につけ、手を太ももの上に置いて、目を閉じ、
呼吸を整えた。

ここまでやる必要はないのだろうが、自然と、いつもやっている瞑想の体勢に
入っていた。そして、自分の欲しい席をイメージした。

「後部の通路側の席が取れる」
そう念じると同時に、映像が見えた。

それは、飛行機の搭乗口から後部に向かって右側、最後から3番目か
4番目の列の、通路側の席に座っている自分の姿だった。
念じた時間は長くはない。5分か10分か、そんなものだろう。

さ、潜ちゃん(潜在意識のこと)、あとはおまえさんに任せたよ。
よろしく頼むぜぃ。

それから搭乗ゲートに向かった。ゲートの待合室で、窓からの柔らかな陽光を
浴びながら、搭乗開始までの時間を、数独のパズルでつぶした。

それほどバズルに熱中していたとも思えないのだが、ふと気がつくと、あたりが
いやに静かになっていた。

あれほどいた乗客が誰もいない……
ということは、ゲッ、すでに全員が搭乗したってこと?

ひえーっ、待ってえ、乗ります、乗ります!
置いて行かないでえええ!!!

大あわてでゲートを突破して乗り込んだとき、出発時刻の5分前だった。
ふうーっ、やれやれ。

うーん、それにしても、わたし、こういうドジ、よくやるんだよねえ。
ったく、困ったもんだ。



                ・・・・・・★・・・・・・



アムステルダム行きの飛行機で、わたしの隣の席は、ロンドンに留学している
日本人の大学生だった。

彼が失くして探していたボールペンを、わたしが見つけて拾って、「これで
しょ?」といって、ニッと笑って渡したことがきっかけで、わたしたちは言葉を交わ
すようになった。

「大阪行きなんですけど、乗継時間、短いですよねえ。空港で買物、できる
のかなあ」

そういって彼は、大阪行きのフライトの搭乗券を見せてくれた。座席番号も
すでに確定している。

ヒースローの機械でチェックインしたのかと聞くと、いや、前日にオンラインでやった
と言うではないか。

ああーっ、そうか、その手があった!
ううーっ、あたしゃ、なんというドジな!

航空会社のウェブサイトに直接アクセスして、オンラインで搭乗手続きができる
ようなシステムに、去年あたりから(?)なっている。ところがわたしは、前日は、
パッキングに忙しくて、そんなことはすっかり忘れていた。

そっかー、自宅のパソコンで飛行機の搭乗手続きができるという、新しい時代に
入ったんだね。帰りのフライトは、わたしもオンラインでやらなくては。



                ・・・・・・★・・・・・・



スキポール空港に到着すると、わたしはダッシュして乗継カウンターに向かった。
チェックインすると同時に、「通路側の席はありますか?」と聞くと、とんでもない
答が返ってきた。

「お客様の席は、ございません」

はあ? な、なんですって?

オーバーブッキングで、席はもうない。でも、もしかしたらあるかもしれないので、
搭乗ゲートに行って係員に聞いてくれ、という。

もし、そこでなければ、どうなるのかと聞くと、明日のフライトに乗ってもらうことに
なる。今夜のホテル代は当方で補償する、と。

ちょ、ちょっとォ、冗談じゃないよっ。
これに乗れなかったら、大阪到着後の予定をすべてキャンセルしなくてはなら
ない。その連絡などを考えたら、頭がクラクラしてきた。

オーバーブッキングはよくあること、ホテル代はこちらが持つからいいだろう、
といった係員の態度にムカッときたが、ケンカをするよりはゲートに行くほうが先だ。
乗り継ぎ時間は1時間しかない。

足早にゲートをめざしていると、ロンドンから一緒だったあの大学生クンに追い
ついた。かくかくしかじか、座席がないんだってー! と言うと、彼は同情しな
がらも、こんな話をしてくれた。

彼の友人がやはりおなじような状況に遭ったとき、ファーストクラスにしか空席が
なくて、そこに振り替えてもらえたそうである。

ああーっ、そうか、その手があった!
ううーっ、あたしゃ、なんというドジな!

そうなのよ、ヒースローで念じたときに、おなじお願いするなら、この際、狭苦しい
エコノミーじゃなくて、太っ腹に、ファーストクラスにしとけばよかったあ。



                ・・・・・・★・・・・・・



ゲートに到着すると、荷物検査やチェックインのために、すでに長蛇の列ができて
いた。

この混雑を見て、わたしの不安指数は急上昇。
これだけの行列の後で、座席確保なんでできるんだろうか……。
あーあ、まさか、今夜はアムステルダムに足止めされるんじゃ……。

ようやくわたしの順番が来て、「席がないんですけど」というと、「こちらに
どうぞ」といって、横のカウンターに案内された。

すると、日本人の中年男性の係員が現れて、こういったのだ。
「お客様の座席、お取りしておきました」

思いがけない言葉に驚いていると、
「ヒースローでチェックインが入った時点で、こちらでお取りしておきました」
と言って、チケットを渡してくれた。

ふううーっ。
安堵に体中の力が抜けた。

もう、ありがたくて、ありがたくて、わたしには、このお方が大天使ミカエルさまに
見えた。聖なる後光が射し、頼もしく、お顔がやたらハンサムに見えて、
ま、まぶしいっ!

ああ、この機に乗れるのだ。よかった。席があっただけで、ありがたい。この際、
通路側だの何だのと、わがままは言うまい。

そう思って、チケットの座席番号を見ると――
42C。 C席だ! 通路側!

欣喜して、わたしはもう一度、大天使ミカエルさまにお礼を述べて、機内に乗り
込んだ。

番号をたどって通路を進んでいくうちに、自分の目を疑った。その状況が、あの、
ヒースローで念じたときの映像と、ぴったり重なったからだ。

あのとき、見えたのは、飛行機の搭乗口から後部に向かって右側、最後から
3番目か4番目の、通路側の席に座っている自分の姿だった。

席を確認すると、42Cは、最後から3番目の通路側。
念じた通りになった……。

信じられない。
あの係員が、彼の一存で押さえてくれた席が、わたしが念じた、まさにその席
だったとは。

この正確な一致に、驚きとともに、少々気味の悪さもぬぐいきれず、複雑な思いを
抱いて、そのシートに腰をおろした。

これまでの人生で、軽い気持ちで何かを念じたことは、何度もあっただろう。
ところが、こんなに確かなイメージを持って念じたのは、生まれて初めてのことだった。

このときの、42Cとプリントされたチケットを、わたしは今も、捨てずに持っている。
自分が、潜在意識とつながった、証として――。









****************************************************************
★イギリス発よもやま話直行便  
★発行者:フリート妙子
★ホームページ:http://oe-taeko.lis-net.co.jp
★ご意見、ご感想はこちらまで:taeko@mail.lis-net.co.jp
            (アットマークを小文字に直して送信してください)
★このマガジンは下記のスタンドを利用して発行しています。配信中止は
 こちらから。
 まぐまぐ   http://www.mag2.com/m/0000106019.htm
 メルマガ天国  http://melten.com/m/18742.html
 めろんぱん    http://www.melonpan.net/mag.php?006968

******************************************************************




アンケート結果



無料メールマガジン発行サービスメルマガ天国はメールマガジンの発行、購読すべて無料です。簡単登録、簡単解除です。
よくある質問
著作権
プライバシー
免責
お問合せ
無料メールマガジン発行サービスメルマガ天国
本日もアクセスいただきまして誠にありがとうございます。スタッフ一同@メルマガ天国
Copyright (C) 1999-2007 メルマガ天国 All Rights Reserved.