[おほしさまのおはなし No.18 2008/06/10]
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おほしさまのおはなし
No.18「うしかい座」
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みなさんこんにちは。星のこびとです。
またまた発行間隔が空いてしまいました。楽しみにしていた方々、ごめん
なさい。
今回は「うしかい座」です。
6月下旬の宵、頭の上のほうに見えます。おとめ座のほぼ隣です。「のし」
・「西洋凧」のような形です。北斗七星の柄のカーブに沿った先にありま
すよ。「アークトゥルス」という、全天で3番目に明るい、オレンジ色の
星があるので、そこから天頂の方向にV字型に辿っていくといいでしょう。
アークトゥルスと、おとめ座のスピカ・しし座のデネポラの3星で「春の
大三角」を形作っています。
オレンジ色のアークトゥルスと、真珠色のスピカは、まるで1組のカップ
ルみたいなので、「春の夫婦星(めおとぼし)」と呼ばれています。
アークトゥルスはおおぐま座を追いかけるように登っていくことから「く
まの番人」という意味です。固有運動が大きな星で、1000年単位で見
ると、星の位置が変わってしまいます。実は、おとめ座の方向に進んでい
るのです。
(固有運動・・・天球上の星は、永遠に同じ位置で輝いているわけではな
く、それぞれが独自の方向に動いています。星は非常に遠いので、人間の
一生の中では「みかけの位置」は変わらないように見えますが、長い年月
の間には星座の形を変えてしまうほど動いています)
アークトゥルスは今から約5万年後、スピカのすぐ近くで輝くそうです。
5万年の歳月をかけて夫婦になるのでしょうか。ロマンチックですね。こ
の光景を見てみたいと思うのは、私だけでしょうか。
5万年後には、星々の固有運動で星座の形は変わっているのでしょうね。
どんな星座になっているのでしょうか。
うしかい座のモデルが神話の中の誰なのかは、はっきり同定されていませ
ん。ギリシャ神話の中には、何人かモデルらしい人物はいますが、正体は
不明です。一体誰なのか、想像してみるのも楽しいですね。
発行者:星のこびと
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