[スペインのおいしいもの、いっぱい!vol. 5 2008/05/08]
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スペインのおいしいもの、いっぱい!vol.5
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情熱を持って、お仕事させていただきます。
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あっという間に4月も終わり、5月に突入しましたね。
あと少しで、今年の半分が終わるかと思うと、月日の経過の早さに
びっくりです。
スペインでは、今年、水不足が問題となっています。
特に、バルセロナでは、降水量が少ないようで、ダムには、
ほとんど水が残っていないそうです。
テレビでは、街の噴水が止まっている様子が映され、プールの水を
いっぱいにするのは、禁止だと言っています。
60キロあまり離れているエブロという川より水を引くという案が検討され、
実際工事にとりかかろうとしているようですが、水不足になってからでないと
実際に動かないというスペインならではの処置に、バルセロナ(スペイン北部で、
ましてやスペインの中でも、フォーマルと有名な土地。)だからと言って、
きちんとしているとは限らないと再認識をしました。
6,7年に一度起こるというバルセロナの干ばつは、別に今に始まった
わけではありませんので。
それでは、第四号を発信!
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前号にてお話した、スペインのマドリッドにて行われた
XXII SALON INTERNACIONAL DEL CLUB DE GOUMETS
(第12回 グルメ・クラブのインターナショナル・フェアー)に
行って来ました!
規模は、3月のバルセロナでのアリメンタリアよりは、小さいものの
展示会場は、活気に包まれていました。
バルセロナのアリメンタリアには、約5000もの展示社が募り、訪問者は
15万人以上といわれ、そのうち3万人以上が155ヶ国からの外国人だった
そうです。こちらは、2年に一度の開催。
一方、グルメ・クラブのほうは、毎年開催され、1300の展示社、そして
6万8000人以上の訪問者があったそうです。
来年は、アリメンタリアがないので、グルメ・クラブへの参加が
増えることでしょう。
(アリメンタリアとグルメ・クラブの写真は、こちらより。
http://creapasion.com/merumaga/vol05-pics.html )
スペインは、世界一のオリーブオイル生産国。
INTERNATIONAL OLIVE COUNCIL(本部は、マドリッド)から
出ている資料によると、2007年から2008年の世界オリーブオイル
生産予測は、スペインは、約122万トンで、世界第一位。
次のイタリアは、約50万トン。
スペインの平均生産量は、約80万トンで、
イタリアの約55万トンに大きく水をあけています。
ただ、問題は量ではなく、いいオイルを作ることです。
今年の1月より、私は、ハエン大学にて行われているTÍTULO DE EXPERTO
UNIVERSITARIO EN CATA DE ACEITES DE OLIVA VÍRGENESという
バージン・オリーブオイル・テイスティングにおけるエキスパート・コース
を受講しています。金曜日と土曜日だけのコースですが、6モジュールあり、
1モジュールは、5週間にわけて開催される、約半年のコースです。
各モジュールが終わるたびにお休みが入り、春と夏のお休みを含めると
約1年の長期コースとなっています。
http://www.aprendemas.com/cursos/cursos-experto-en-cata-de-aceites-de-oliva-virgenes-en-jaen-179922.html
ここでは、テイスティングだけではなく、どのオリーブの木が
どんな気候に合うのか、各オリーブの木の特徴、どのタイミング
にて、水を通常より多くあげはじめると、よりよい収穫に繋がるか、
害虫、病気対策、製造プロセス、輸送に関する点、官能テスト時の
留意点、官能テストを開催する際のテイスターの選択方法等々、
内容はとても濃く、生徒は、主に、化学者、上級職以上の
オリーブオイル生産者となっています。
オリーブオイル・テイスティングは、毎週行われ、欠陥といわれる点
や、官能テストにて、それぞれのオイルテイスターの欠陥を感知する
濃度数の算出方法等も勉強します。
テイスティングには、スペイン各地のDO(DENOMINACIÓN DE ORIGEN
/原産地呼称統制委員会)もクラスに来て、各DOのバージン・エキストラ・
オリーブオイルをテイスティングします。
スペインだけでなく、ポルトガル、イタリアからの参加もあります。
(ちなみに、先週は、ポルトガルとスペイン、コルドバのバエナのDOの
製品をテイスティングしました。)
そして、もちろん、搾油所訪問もあります。
上記コースにて、今まで行われた内容について、
少々書きたいと思います。
スペインのオリーブの収穫時期は、11月頃より2月頃までで、
オリーブの木の種類によって、その収穫期は異なります。
よって、生産は、11月頃より3月頃までとなります。
種類によって、収穫時期が異なるため、11月に生産されるオリーブ
オイルが全て良い製品だとは、限りません。
実が半分くらい熟した段階にて、収穫するのが一番よいとされています。
また、オリーブオイルは、生産されてすぐの製品がよいとも
限らないので、注意が必要です。
作ったばかりのオイルは、湿気が多いため、少し寝かせ、
湿気を取ることも大事です。
もちろん、寝かせるのは、ボトリングしてからではなく、
窒素を入れ、空気との接触をなくし、なおかつ、光と
温度がコントロールされた貯蔵庫になります。
貯蔵庫内では、水分と不純物は下に溜まります。
その水分と不純物を、定期的に掃除するのです。
また、定期的に貯蔵庫内のオイルを、品質をくずすことなく
混ぜ合わせることも重要とされています。
また、テイスティングでは、必ず飲むことが大事。
辛味は、喉でしか感知できないため、飲まないと、
辛味が判断できません。
内容については、あまり深く書くことはできませんが、
ちょっと気づいたことのみ、書いてみました。
最後まで、お読みいただき、誠にありがとうございます。
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タイトル: スペインのおいしいもの、いっぱい! 発行者 田中富子
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