[知られざる中世世界史の裏側 第6号No.6 2008/04/24]
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知られざる中世世界史の裏側 第6号
(気になる女性のエピソード)
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皆さん、こんにちは、今日は第6号です。
今日はヨーロッパではなく、中国のお話しです。
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中国では一人の皇帝のために後宮に3000人の美女を妃にしていたのです。
この中から、どうやって夜毎の相手を選ぶのでしょうか?
今日は、その選び方についてお話ししましょう。
これは清の時代のお話です。
皇帝の夜の生活を司る役人は、敬事房太監(けいじぼうたいかん)という
役職でした。
毎晩、皇帝の夕食が終わったころ、この役人は大きな銀盤に妃の名前が
書かれた数十枚の緑色の牌を入れてうやうやしく捧げもってきます。
その晩、皇帝の気が進まなければ、牌には手をつけません。
逆に気に入った妃があるときは、その妃の名前が書いてある牌を裏返し
にします。
こうして選ばれた妃が、その夜のお相手になるのです。
時間が来ると、妃は素裸にされ、羽毛の毛布にくるまれて、太監に背負
われて皇帝の寝室に運び込まれます。
太監は事が終わるまで部屋の外で待ちます。一定の時間が来ると「お時間
でございます」と大声で皇帝に知らせます。
そして、再び羽毛の毛布でくるんで、背負って運び出すのです。
このとき皇帝に受胎のことを伺い、「よきに計らえ」といわれれば、妃の
名前、生年月日をメモしておきます。
生まれてくる子が、確かに皇帝の子であることを確認するためです。
また「不要だ」と言われれば、洗浄してしまいます。
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たまに皇帝のほうから、妃の部屋に赴くことがあります。
そのときは前もって、その妃のもとに、皇帝から押印した通知の文書が届
きます。
この通知書が届いていないときには、皇帝は折角訪れてもその妃の部屋に
入れません。
皇帝の子供たちは、正出も庶出も一緒に「皇子部屋」に入れられ、ともに
何の差別も無く養育されます。
呼び名もただ年の順に、第一皇子、第二皇子というように呼ばれるだけです。
だから、皇位継承の問題が起こるのは当然といえます。
しかし、皇帝一人で3000人の妃を、どんなことをしても全部相手するのは
大変でしょうね。
うらやましいような、苦痛のような、みなさんどう思いますか?
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次回は、あのナポレオンの妹のお話です。
発 行 者 名 s-wakimoto-58
問い合わせ先 s-wakimoto-58@nifmail.jp
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