[恋、いろいろ。11のストーリー 第3号 2008/02/29]
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○ o。 .。o○o。.。o○
ラーメンラブ
第3号
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○ o。 .。o○o。.。o○
さっき、あなたのことを好きだと言いましたが、すみません。
今、自分の家に着き、洗濯をしながらよく考えていたのですが、
違うと思いました。
あなたのことは好きなのではなく、
普通より好きなのではないか、という感じです。
好きという返事は、完全に好きではないとしてはいけないような
気がして、と、言うか、気になってきて、
取り急ぎ、訂正のメールを送ります。
まだ知り合ってまもないのに、そんなに早く好きになるはずがないし、
だいたい、あなたのこともそんなに詳しくはない。
友人に、もし、あなたのことを話す機会があった時、
「で、どんなところが好きなの」と、質問されて、
そう想像した時、満足に答えられる自信はまったくと言っていい、
ない。
100が満点あったとしたら、65くらい好きだと思う。
いや、60くらいかもしれない。
でも、何も知らないから50かもしれない。
しかし、50というのはあまりにも好きな
感じではないかな。
だって1違えば半数以下の「嫌い」に入ってしまうから。
やはり、50くらいかもしれない。
そうやって考えていくと、
「好き」とか「嫌い」というのは理屈ではなくなって
くるように思う。
好きと思っている食べ物があって、
それについて語ったり、文章にしなくては
ならなくなったら、きっと、それは嘘だと思う。
たとえば、ラーメンが好きだとしたら、
それを「ラーメンのどこが好き?」と聞かれたとして、
「麺とスープの絶妙な・・・」とかという表現は、
単に、「好き」ということの理由であって、
「好き」だということ自体を説明することは無理だと思う。
と、すると、今のわたしの状況は何だろう。
そして、お風呂に入って、ふと思った。
また、あの人に会ってみよう。
============================================================
恋、いろいろ。11のストーリー。
木村ゆきえ
yukie4681@yahoo.co.jp
============================================================ |