[土地建物の裏話〜「なにわ社長のつぶやき」〜 No.76 2008/06/26]
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〜「なにわ社長のつぶやき」〜 ■大阪建物探訪■
Vol.0101 6/26/2008
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元気がない大阪と言われないために・・・豊島が、大阪なにわ
の活性化に役立つように、いろいろな場所・建物を隅々まで、
ご紹介してまいります!
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「地域再生」〜なにわの復活に向けて〜
「銀橋と藤田傳三郎男爵」
やり切れない「事件」が多く、心が痛みます。
「天災」も「人災」も起こって欲しくないですね。
ちょうど桜ノ宮「造幣局」のあたりと言えば、
わかりやすいでしょうか・・大川にかかる1号線の
橋が【銀橋】です。本名は「桜宮橋」(さくらのみや
ばし)と言いますが、全体が銀色に塗られていること
で「銀橋」と呼ばれ、今となってはこちらの方が
有名です。
現在、1号線の渋滞緩和のための「新桜宮橋」が
真横に並んで建設中です。これが出来上がると4車線
から6車線へと拡がり、さらには広い歩道も確保され
ますので、一層快適で安全な「橋」となるでしょう。
さて、その銀橋のすぐ近くにあるのが今回訪れた
『太閤園』です。藤田傳三郎氏が、明治42年当時
関西財界の雄として活躍していた時代、約7000坪
の敷地に「築山式回遊庭園」を築き、邸宅として建て
たのが始まりですが、残念ながら1945年の震災
でその多くが失われてしまいました。東邸の「淀川邸」
だけが震災を免れ、今も「大正ロマン」の香りを漂わ
せています。
当時藤田財閥を築きあげたその人、藤田傳三郎男爵
の屋敷が、昭和34年に「太閤園」としてオープン
します。私自身、これまで「会合」や「パーティー」
などで、何度も訪れたことがあった場所ではあります
が、今回改めて、木造建築の「淀川邸」に興味を持ち、
散策してみることにしました。
室町時代や江戸時代の「塔」や「石仏」「灯籠」
「石鳥居」、池にかかる石の橋は西日本一と言われる
一枚岩。どれを取っても当時の「お金に糸目をつけない」
様子がうかがえます。さらには、美術品の蒐集に目が
なかった藤田男爵とその子息平太郎氏の「藤田コレク
ション」は、太閤園に隣接する「藤田美術館」に
国宝9点、重要文化財45点を含めた5000点もの
美術品が現在も収められています。
この日も国宝とされる「紫式部日記絵詩」や重要
文化財とされる「菊花天目茶碗」などの展示がされて
おり、司書の方が1点1点至極ていねいに説明を
してくださいました。
藤田傳三郎氏は、維新の動乱期に「奇兵隊」に身を
投じ、長州藩との人脈が後に政商として活躍する素因
となります。建設・土木、鉱山、電鉄、電力開発
、金融、紡績、新聞、など様々な経営を手がけただけ
でなく、岡山県の児島湾の干拓事業にいたっては、
65年もの月日をかけ、完成させております。
今現在「司馬遼太郎」さんに、はまっている私と
しては、幕末から明治の終わりにかけ、大きく歴史が
動いた当時の様子が重なって見え、心が躍ります。
坂本龍馬、西郷隆盛、大久保利通、高杉晋作、木戸孝允、
山県有朋、井上馨・・らが、政治家・軍人を志すなか、
この藤田傳三郎氏や土佐出身で三菱財閥の祖である
岩崎弥太郎氏らは、政商(政治家や政府高官との結び
つきにより、特権的利益を得る事業家のこと)として
活躍します。
この時代の大きな「うねり」が、価値観を一瞬に
して入れ替えてしまうような「転換点」を経て、
政商らは、ますます莫大な富を手に入れていくわけです。
今日この広大な敷地を見ても美術品を見ても、今なお
色褪せることなく残っているのを目の当たりにして、
その「富」「財」の規模に、ただただ驚愕するばかり
でした。100年後の今の庭を、多くの花嫁が幸せ
そうに歩いている姿・・・藤田男爵はどんな思いで
見つめているのでしょうか。
来月は・・・ドコイコ?
ホームページには、「銀橋」「太閤園」の写真が
載っています。
http://www.landis.co.jp/tsubuyaki/080619.html
◆◆◆◆◆◆(ジョギングのススメ)◆◆◆◆◆◆◆
ゴールデンウィーク中に風邪をこじらしてしまい、
なんとか1ヶ月かかっても完全には抜け出せていませ
ん。さらにトレーニングしていないのに、いつもの
調子でビールを毎晩頂いていると、お腹周りが・・
やはり50代で1ヶ月のブランクは大きいと今さら
ながら、悔やんでいるのと同時に、トレーニングの
再開にちゅうしょしています。こんなんで、11月の
フルマラソン走れるのかなぁ・・・(汗
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◆最後までお読みいただき、ありがとうございます。
「なにわ社長のつぶやき」は1ヶ月に1度、次回は
7月25日(金)ごろに配信致します。
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