幸せを呼ぶ人 そうじゃない人 第78回
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幸せを呼ぶ人 そうじゃない人 第78回 2008/05/03
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高瀬川の流れを眺めながら、角の路地を入ったところに、
ほのかな灯りの漏れる小さなバーがあります。
この店のカウンターにはいろんな成功者達がやって来ます。
仄かな間接照明の中、ロックグラスを揺らしながら、
静かに流れるジャズに耳を傾ける、ちょっと贅沢な時間...。
一時的なお金持ちとかじゃなくて、自分のライフワークをみつけて
幸せに豊かに生きている、そんな本当の成功者達の話す、
彼らが成功していく道の中でみつけた幸せに豊かになったヒケツ。
そして、そうじゃない人とどう違う生き方を選択してきたのか。
そんな彼らの話に耳を傾けてみたいと思いませんか?
成功者の方々もアルコールでちょっとだけ、舌のすべりがよくなっちゃう!
そこがチャンス!
バーANGEROSES(アンジェローゼス)へようこそ。
「さっ、あなたもカウンターにいかがですか?」
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幸せな人生の成功者って、どんな人生を送っているの?
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R子 ねえ、マスター、前から聞きたかったんだけどさっ、
マスターって成功者の話をするときに、
幸せな成功者って言い方をするときと、
幸せな人生の成功者って言い方のときがあるよね?
あれって、違いがあるの?
M おっ!レイコさん、するどいですね、
気づいてくれてたんですね。
R子 あ、やっぱり違いがあるのね。
その2つって、どう違うの?
M うんとね、まず成功者ってきいたら、
ひとそれぞれにイメージがありますよね。
たとえば、以前のわたしだったら、
お金持ち=成功者ってイメージがあったわけです。
R子 うん、そうよね、わたしも成功者ってきいたら、
ビーチのパラソルの下で、カクテル片手に
くつろいでいるおじさんの絵が浮かんでくるもの。
M ですよね。
で、わたしも以前は、お金がたくさんあれば、
幸せになると思っていたわけです。
ところが、お金をたくさん稼ぐようになったときに、
あれ?なんだこれ?まだ足りない、
まだダメだって、感覚がなくならないじゃないかって
気づいたんですよね。
R子 つまり、お金がたくさんあれば、
幸せになると思っていたけど、
実は幸せになるのではなくて、お金がたくさんあれば、
人生の不安がなくなると思っていたってことよね。
そして、お金がたくさんあれば、不安はなくなると思っていたのに、
実際お金をたくさん稼ぐようになっても、
不安は消えなかったってことね。
M そう。
でも、すぐに気づいたわけではなくて、
お金をたくさん手にしたはじめのうちは、
「どうだ、俺はこんだけ稼げるんだぞ」みたいな態度が、
にじみ出てるのに、自分では気づかない状態でした。
エゴ丸出しなんだけど、自分ではぜんぜん気づかない状態。
R子 イヤなヤツだねぇ〜(笑)。
M ホントに(笑)。
で、しばらくはエゴにひたれていたんだけど、
だんだん、まだ足りない、まだこのままじゃダメだって、
不安を持っていることに気づきはじめたんです。
R子 へぇ〜。
M で、そんなころ、はじめて幸せな成功者っていう
人生を送っている人たちに、出会えたんですね。
R子 なるほどなるほど。
M 幸せな成功者ってどんな人たちだったかというと、
自分の大好きなことをビジネスなり、
ライフワークにしていて、人生を楽しんでいる人たちでした。
R子 うんうん、つまり、お金がたくさんあったら...って思ってたときは、
不安を解消したいって、隠れた願望に基づいた人生で、
大好きなことをして楽しんでいる人生っていうのは、
喜びに基づいている人生っていうことね。
M そうそう!
人生がなにに基づいているかが、この2つはまるで違うんですよね。
「まずは、お金」って、ところにいることに、
自分で気づかないうちは、なかなかこの人生へは、
シフトできませんでした。
R子 なるほどねぇ。
で、大好きなことをして生きている人たちは、
自分が人生を楽しんでいるので、
人生に喜びがあるし、感謝も生まれるよね。
M ですよね。
R子 じゃあ、マスターがよく言う、
幸せな人生の成功者っていうのは?
M うん、この幸せな人生の成功者っていうのは、
幸せな成功者の先にあるものだと、わたしは感じているんです。
で、幸せな成功者たちは、遅かれ早かれ、
その方向に進んでいくと、わたしは感じています。
R子 それって、どんなの?
M うん、わたしが考える幸せな人生の成功者っていうのはね、
自分がやっていることが好きだから幸せって領域から、
自分の生き方が好き、自分の生き方を自分で尊いと感じて生きている、
そんな人生です。
R子 え!自分のことを尊いって思うなんて、
なんだか、自己中っていうか、自己満足っていうか、
なんか受け入れがたいなぁ〜。
M あはははは(笑)。
ですよね。
でもね、ここでいう尊ぶというのは、
自分のことを偉い!って思うのとは、ちょっと違うんですよ。
日々、学びながら、時に転びながらも、
成長しつつ、淡々と日々の人生を生きている、
その生きる「姿勢」を日々選択している自分の生き方を、
尊いと感じているって感じです。
R子 つまり、なにかがあるから幸せなのではなく、
ただ、幸せな人生を生きているということ?
M そうそう。
R子 なんだか難しそうねぇ。
M うん、言葉で聞いて、頭で理解しようとしたらね。
で、難しいと思っていると、ホントに難しい。
けれど、ふ〜ん、そんなものなのかなくらいにきいて、
おいておくと、ある日、「あ、このことだったんだ」って
気がつくわけです。
R子 へぇ〜。
じゃあ、「そんなものかな〜(笑)」
M そうそう(笑)。
幸せな人生の成功者は、
自分の人生の目的みたいなものがあるのを知っています。
自分のやることや、生き方が、周りの人たちの幸せにつながることを
よく知っているんです。
でも、それは、なにか特別なことをしなければ、
いけないわけではないんですよね。
人を喜ばすサービスをしていても、
人を助ける何かの活動をしていても、
庭で梅干をほしたり、庭掃除をしていても、
そのひとつひとつが、周りの人たちを幸せにしていくことを、
どこかでちゃんとしっているんです。
R子 つまり、自分が幸せに生きることが、
まわりの幸せにつながるということを、知っているということ?
M そう。
なにかを問題にして、解決しようとするよりも、
自分が幸せに生きていることに感謝があることが、
ずっとまわりをしあわせにすることを、こころの奥で理解している。
で、そういう人生を、生き方を選択していることを
尊んでいるんです。
自分が幸せに生きることが、
なによりも周りを幸せにするといことを知っているということは、
自分だけ幸せだったらいいって人生とは、まるで違います。
R子 うん、それはすごく分かる気がする。
でも、わたしも、そんな風に生きるようになるのかなぁ〜?
M レイコさん(笑)?
R子 あ!そうか!
「ふ〜ん、そんなものかなぁ〜(笑)」
M あははははは(笑)。
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本日はご来店いただき、ありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ち申し上げます。
いってらっしゃいませ。
店主
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